信用できない組織
コロナウイルスの流行で、世の中大パニックだ。
みんな日々いろんな情報を仕入れながら、対策を迫られている。
その中でも問題は誤報による虚偽の情報伝達の伝染だ。
火事場泥棒とも愉快犯とも真面目な馬鹿とも言える迷惑な情報発信元の数々。
あっちで感染被害があった。こっちで感染被害があった。
いや、それは誤報だ!
本当はこっちが正しい。この対応が一番いい。
どこの誰ともわからない人たちの情報。
こんな時、信用できるはやっぱり国の情報だ。
と思ったら、日本の厚生労働省はエアロゾル感染(大気感染)はないというが、上海市民政局はエアロゾルもあり得るという。
行政の発言も怪しいじゃないか。
こういう時、誰も陣頭指揮を取れないのか。
誰かに陣頭指揮をとってほしい。
連日国会では何を話し合っているのか。
桜が観たけりゃ見ればいい。血税使って国を正しく導けるんなら桜見て息抜きしたって構いやしない。リフレッシュしたかったって素直に言えよ。素直に言わせてやれよ。
2011年の東北地震の時は、政権が交代したばかりの民主党が頑張った。
組織のずさんさがなかったわけではないが、連日民衆の前に立ってくれたのは、枝野官房長官だった。
日々変わる状況に頑張って向き合ってくれていたと思う。あの人も首相だったら逃げてたかもしれないが、やらざるを得ない。後ろには誰もいないという状況でやってくれていたと思う。
国民は半ば同情にも似た思いだったかもしれないが、国民の代表として立派に振る舞われたと思う。
何かあった時、あの人が立ち上がり民衆に正しい情報を届けてくれる。
そんな人がたった1人いるだけでいいのに。
そのたった1人もまともに準備できないなんて。
なんのための組織なのか。今一度しっかり考えてほしい。これは国だけじゃない。組織を組織している全員が。だ。
自分の目で見たもの以外、何も信用できないんなんて組織の裏腹に腹が立つ。
というか、信用なんてただの精神論だ。
多くの人が安心できる暮らしに1日でも早く戻ることを祈ります。